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vegetable_180_136.png植物油インキマークは、印刷インキ工業連合会の登録商標です。植物油とは、再生産可能な大豆油やなたね油などの食用油が一般的ですが、これらに限らず非食用の亜麻仁油や桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油、及びそれらを主体とした廃食用油等をリサイクルした再生油植物油全般を指します。生分解性があり、VOC排出量も少なく、植物としてCO2を吸収し、環境に優しい原材料を使用しています。

現在主流である大豆油インキは日本の平版インキの7割以上を占めています。しかしながら、昨今の地球温暖化に伴う異常気象等の影響で各地の穀物凶作の発生や、化石燃料の代替としてバイオ燃料の需要が拡大し、大豆をはじめとした穀物価格が大きく変動している状況下では、食料である大豆を原料とする大豆油に限定して、環境対応型インキの原料とすることは望ましいとはいえず、一般的に非食用とされる他の植物油にも使用を拡大することが重要と考え、大豆油インキを包含した植物油インキを制定しました。




R70_180_136.png再生紙とは原料に古紙を配合した紙のことを指します。再生紙は、古紙に含まれるインキを抜く脱墨の工程等が必要ですが、急増する紙ごみや原料である森林資源保護のため、利用は増加傾向にあります。再生紙の値段が高い・色が悪いなどという問題が以前はありましたが、環境意識の高まりと、技術向上により、品質やコスト面も従来の紙と変わらない状態になりました。当社では、積極的にお客様に再生紙の利用をおすすめしております。また、当社から出る、産業古紙(紙の裁ち落とし、損紙《印刷不良品など》)や校正や伝票等で出るオフィス古紙はリサイクルに出すなどの取り組みも行っております。

再生紙の古紙パルプ配合率を表示。再生紙の利用率を高めるため、様々な印刷物に対するマーク表示の推進を目的としています。




youki_180_136.png容器包装リサイクル法は、繰り返して使用することが可能な容器包装を、マークなどを表示することにより、廃棄物の分別収集および再商品化を円滑に図ることを目的としています。識別表示規定に定められたものは元より、規定されていないものについても環境配慮の必要性から可能な限り表示をするように定めて推進しております。再生紙の古紙パルプ配合率を表示。再生紙の利用率を高めるため、様々な印刷物に対するマーク表示の推進を目的としています。

紙製容器包装(包装紙、紙パッケージなど)は識別表示義務がありますので、必ず表示しております。